Reflexology
リフレクソロジー
リフレクソロジーって?
リフレクソロジーとは、反射区療法…反射区療法とは、身体全体が人間のある一部(手や足、耳等)に反射投影されているという考え方から、特定部分に刺激を与えることによって不調や痛みを和らげたり病気を予防したりなどが期待できる民間療法です。
足は第2の心臓と言われ、その効果から現在では「リフレクソロジー=足裏健康法」と理解されることが多いようです。どこかが痛い時、私たちは無意識に手を当てようとします。手でさすることで痛みが消えていく…という経験は誰もが持っているのではないでしょうか?
自分自身の持つ癒しの力は想像以上に大きく、その力を心の底から信頼することで、身体は素直に反応し、体内のエネルギーの流れを正常に戻す手助けをしてくれるのです。
また、植物の癒しアロマテラピー 、色の癒しカラーセラピーををとりいれることで、植物と色とタッチングの相乗効果をもたらすことができます。
■リフレクソロジーに関する講座も開講しています!
リフレクソロジーを楽しむための大切な約束
リフレクソロジーは心身ともにリラックスした状態で行い、そのリラックスをさらに高めるものですから、空腹感の強い時、逆にお腹がいっぱいの時、病気や怪我でお医者さんにかかっている時、足に炎症や静脈瘤がある時、高熱の時などは症状が改善するまで、マッサージは避けて下さい。妊娠中の方も熟練したリフレクソロジストの指導を受けて行えるかどうか判断して下さい。
反射区とは?
体内の器官に対応する足のポイントを反射区と呼び、つま先を頭部と考え、実際の体の部位や内臓の配置とシンクロするように分布しています。体の右半分は右足に、左半分は左足に反射しています(両足で体全体ということです)。
本来は内臓やリンパ、脊椎など、全ての反射区を覚えて行うのですが、ここでは体験リフレクソロジーと言うことで簡単な方法をご紹介いたします。
(1)のゾーン:足の指から土踏まずが始まる上までを横に切った部分を、身体の頭から横隔膜までの部分と考えます。
(2)のゾーン:土踏まずの始まる所から踵のパットの上までを横に切った部分を、身体の横隔膜から骨盤までの部分と考えます。
(3)のゾーン:踵のパット全体を、骨盤や腰の部分と考えます。
刺激する力は、自分自身が心地よいと感じる程度です。また、片足20分以内を目安にしましょう。時間のかけ過ぎは禁物です。
(1)、(2)、(3)の順番に((1)から(3)に向って)右足から刺激していきましょう。右足が終ったら左足に移り、同じ様に刺激します。
同じ力で刺激しても、痛みを感じる部分と、そうでない部分があります。痛みが強いのは、それに対応する体の部分が疲れている証拠です。痛みに限らず、反射区が固い、かさかさしている、熱感や冷感がある、タコや魚の目が出来ているなどは、その反射区に対応する内臓に疲れやストレスが溜まっている信号と考えてください。そういう部分は力を加減しながら優しく癒し、普段の生活習慣にも気をつけるようにしましょう。
リフレクソロジーとアロマテラピー
手に何もつけないあるいは、ポイントを見つけやすくするためにパウダーを用いて行うのが、リフレクソロジーの基本ですが、アロマテラピーの要素を加えたオイルマッサージを併用すると、一層効果的です。
アロマテラピーは、ハーブなどの植物から抽出するエッセンシャルオイルを健康や美容に活用する芳香療法です(詳しくはアロマテラピーのページ を見てくださいね)。リフレクソロジーをアロマテラピーでアレンジするのは、エッセンシャルオイルの有効成分が私達の身体にもたらしてくれる効果が大きいから…。自分自身の持つ、自然治癒力をサポートするリフレクソロジー自体、様々なトラブルの原因となっている身体不調や心の不調を癒す事が大きな目的なのですが、これにアロマテラピーの効果が加われば、全身をストレスから穏やかに解き放ち、大きな後押しとなってくれるのです。
方法は簡単! アロマのページ のマッサージオイルを、リフレクソロジーのマッサージに使用してみましょう!! 足の裏が終ったら、ふくらはぎの部分も下から上に向ってマッサージすれは、むくみや疲れもあっという間に吹き飛んでしまいます。
リフレクソロジーについて、反射区について、アロマリフレクソロジーについて、伝えたい事は、まだまだ沢山あります。これらの方法に即効性はないかもしれませんが、あなた自身が心の底から信頼をおくことで、身体が素直に反応し、大きな効果を表してくれるのです。
このページを開いた皆さんが、リフレクソロジーを通じて、自分自信の持つ自然治癒力や大きな力に気付いてくれたら、本当に嬉しいです。皆さんの毎日が活き活きと輝いている事を、心からお祈りしています。
=監修=
パステルカラー講師・アロマリフレクソロジスト 北林 有美
(IFA認定アロマセラピスト・国際アロマテラピスト連盟正会員)